こんにちは!blog担当Nです。
金沢経口摂取相談会に所属している当院のメンバーにとって、
在宅での嚥下検査は必須です。
ところが2点の問題点から、気軽に行えないことが悩みの種でした。
①専門の機械による洗浄が必要
②光源機器、カメラが重く、持ち運びが不便
今回①に関してディスポーザブルのカバーを入手。
②に関してアイフォンに装着できるデバイスを入手しました。
光源がなくても思った以上に視野が明るく、画像もパソコンのディスプレイと共有できました。
勇気あるスタッフのおかげで、内視鏡検査の様子を勉強することができました。
※嚥下内視鏡検査とは
鼻から咽頭部あたりまで細い内視鏡を挿入したまま、
撮影しながら食品を食べてもらう検査です。
誤嚥性肺炎を繰り返す方、神経難病で急に嚥下機能が落ちた方にセラピストが入る場合、依頼されることが多いです。
飲み込む機能のどこに問題があるのか、
食べやすい食形態(柔らかさやとろみの程度など)、
最適な姿勢を知ることができます。
家で検査が行える利点は、専用の検査食ではなく普段食べているものや本人の好みを参考にできやすいこと。家族が普段使っている道具や調理器具も見せていただき指導します。
検査後のフォローは言語聴覚士だけでなく、歯科医や歯科衛生士、栄養士、作業療法士とも相談して計画しています。
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