作業療法士の松田です
ご病気、障がいをお持ちの方のケアに追われていると、
ふと気づいたら自分が便秘で苦しくて動けないなんてことに、、、。
そんな悩みを抱えている方々に何か良い方法はないかと考え、
管理栄養士のはるしゅんママに相談したところシリーズで考えてくださいました。
第5弾は最終回、まとめです。
はるしゅんママです。管理栄養士として病院などで勤務していました。2017年に筋肉が動かなくなる難病「ALS」と診断され、現在、動く、話す、飲食ができません。皆さんが疑問に思われていることを栄養士、二児の母、障がいをもつものとして、いろいろお話しできたらと思っています。よろしくお願いします。
第5回 最終回は腸内細菌と水分
腸内は、善玉菌より悪玉菌が多いと腸内バランスがくずれ、
下痢や便秘になりやすいです。
ヨーグルトなどの生きた乳酸菌を摂り続けると、善玉菌が増え、
腸内が整い、便通がよくなる可能性があります。
これは、人によって合う物や食べるタイミングなどが違うので、
いろいろ試して自分にあうものを探してみましょう。
水分は、のどが渇いたと感じる前に飲むのが、
脱水、熱中症の予防には必要です。
そのため、大切な方の水分は、こまめに飲ませて、
自分はカラッカラッになりがちです。
私は子どもに飲ませるのをグッとこらえて、
自分が先に飲むことにより自分が落ち着いてお世話が出来ました。
まとめ
便秘解消と言えば、食物繊維、乳酸菌などを多く摂取することと
思っている方も多いと思います。
しかし、一回、二回にお話ししたとおり、
食物繊維は大事ですが、
それと同じくらい環境、ストレスなども大事です。
大切な方優先というのではなく、
家族みんながストレスなく、
それぞれができるところから始めてみましょう。
便秘をテーマに5回ありがとうございました。
子育て中の親として、
難病でケアを受ける側の立場として、
両方の立場で考えてくださった内容からは
やさしさと、厳しさが感じられました。
たくさんの切り口をいただいたので、
とりあえず、やりやすそうな一つを
とりあえず、はじめてみませんか?
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