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kagayakizaitaku

インスタグラム、Facebookはじめました

診療所にSNS発信とか必要なのかという考え方もあるのですが、在宅医療はまだまだ一般には浸透していないのが現状です。

SNSをきっかけにして、少しでも知名度が上がればと思っているこの頃です。

去年からコロナ禍で入院が難しかったり、どこも面会制限が厳しかった状況で、訪問診療は少し知名度が上がった気がします。

今回はその中でのエピソードをご紹介します。


ある末期がんの患者さんがおられました。

高齢ご夫婦の二人暮らし。緩和ケア病棟は予約してあるものの、

『入院すると、面会に時間制限あるげん。娘や孫にも会えんのは気の毒や。私もお父さんとゆっくり過ごしてあげられん』

『母ちゃんに負担をかけるのは嫌やけど、、、もう少し家におりたい』


どこで最期を迎えたいかとは聞きませんでした。


住み慣れた家で、冗談を言いつつ台所に立つ妻。

なじみの灯油ストーブがやかんを温める音。

顔なじみのご近所さんの声。


3か月通う中で、私たちも顔なじみの仲間入りをさせてもらえたでしょうか。

お昼時にいただいた、自家製の焼き芋の甘さが忘れられません。

普段の生活環境の中で、穏やかなお看取りとなりました。













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